「もし自分が意識不明になったとき、どんな治療をしてほしいか」——これを事前に意思表示しておくことが、尊厳ある人生の終わりにつながります。 ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とも呼ばれるこの取り組みは、自分の医療・ケアの希望を書き残し、家族や医療者に伝えておくことを指します。「人生会議」の愛称で厚生労働省が普及を促しています。 意思表示の主な方法は①尊厳死宣言書(エンディングノートへの記載、公正証書でも可能)②事前指示書(病院指定のフォーマット)③かかりつけ医との事前の話し合い、です。 記載すべき内容は「心肺蘇生を望むか」「人工呼吸器の装着を望むか」「胃ろう・経管栄養を望むか」「最期をどこで迎えたいか(病院・自宅・施設)」「臓器提供の意思」などです。 これらの意思は変更可能です。書いたからといって必ずその通りになるわけではなく、「そのときの本人の状態」「家族の状況」によって最善を考えることが前提です。まず家族と率直に話し合う機会を作ることから始めましょう。
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